
総合車両製作所 新津事業所(J-TREC新津)で製造が確認された、仙石線向け新型車両E131系。着々と製造が進んでいる模様ですが、今日まで入ってきている製造状況をまとめます。
・製造が目撃されている車両
1号車:「クハ130-801」
2号車:「モハ130-801」
3号車:「サハE131-801」
4号車:「クモハE131-801」
の計4両・1編成で、3号車のサハE131-801は「弱冷房車」となっているようです。
編成番号についても「N1」の4文字が確認されているようです。(目撃情報①)
・竣工時期
また妻面の検査表記が「2025-4」「総合車両製作所」となっている点から、およそ2ヶ月後の4月頃にも竣工が見込まれます。
仙石線にはATACSが導入されていますが、車上装置に対するID割当番号について「ID-151」となっていることが確認されました。(目撃情報②)
【ATACS車上装置に対するID割り当て一覧】(2025/2/8時点)ID-01~19・・・JR東日本仙石線205系3100番台
ID-21・・・キヤE193系・JR東日本検測用事業車両
ID-23・・・E491系・JR東日本検測用事業車両
ID-31~68・・・JR東日本埼京線,川越線E233系7000番台
ID-71~80・・・東京臨海高速鉄道りんかい線70-000形
ID-91~96・・・相鉄・JR直通線用12000系
ID-151~・・・JR東日本仙石線E131系800番台
ID-171~ ・・・東京臨海高速鉄道りんかい線71-000形
M7編成,M9編成は東日本大震災の被災車両で既に廃車、M4編成は編成減による廃車のため、ID-04,ID-07,ID-09は欠番となっています。
・導入予定数
E131系の投入数については、『14編成・合計56両を新造予定』とし、既存車両の205系(※17編成・68両)と比べて減少している模様です。
・E131系仕様ほか
仙石線E131系は、鶴見線用を除く他線区同様に拡幅車体(車体幅:2950mm)非貫通仕様のような印象です。
E131系は、2025年冬頃から営業運転を予定し、 仙石線(あおば通~石巻間) に導入される見通しです。
現在使用している205系は順次、E131系に置き換えられるとし、すべての編成をE131系に置 き換えた後、仙石線あおば通~石巻間でワンマン運転を実施することにも言及されています。
今回、ATACS ID割り当て番号が「ID-151」からとなること、N1編成の4両全ての車両番号が新たに確認されました。仙石線の組成は相模線用500番台と同じとなる模様です。
同所で4両編成に組成後に試運転、更にはJ-TREC横浜でも東急の新型車両も試験走行が実施されているようですので、両者共に出場が待ち遠しいですね。

【鉄道情報】
最新の鉄道情報は下記のリンクよりご覧いただけます。
【おすすめ記事・関連リンク】
画像引用元:仙石線への新型車両投入について(JR東日本)
コメント
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。