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東京メトロは25日夜、2024年度(第21期)の事業計画の概要を発表しました。2024年度は、営業キャッシュフロー※1の範囲内で1,146億円の設備投資を計画されました。うち、成長投資※2に約3割(約350億円)振り向け、中長期な収益拡大に向け取組みを推進される見通しです。

※1:当期純利益+減価償却費
※2: 新規不動産取得・開発(駅直結バリアフリー対象含む)、自動運転、技術開発(CBM)等

【新型車両の導入】
新型車両については、今年度は半蔵門線への導入の予定です。
半蔵門線では8000系から18000系への置き換えが進められており、18101F~18111Fまで導入が済んでいます。なお、2024年度の具体的な導入数については言及されていません。


【輸送サービスの改善】
東西線においては、列車の遅延防止・混雑緩和のため、南砂町駅の線路切替を伴う大規模改良工事の他、飯田橋駅~九段下駅間の折返し設備整備など、各種施策が進められる見通しです。

また、銀座線において、列車の遅延防止のため、浅草駅構内の折返し設備整備が推進。

丸ノ内線、日比谷線及び半蔵門線において、無線式列車制御システム(CBTC)の導入に向けた取組みを推進し、丸ノ内線においては運用を開始となる見通しです。

更に南北線において、当社一部車両の8両編成化が実施されます。
南北線9000系では09~21編成に対して新造車2両を中間車に増結し、6両編成から8両編成へ変更するこ 他、大規模改修工事が施工される予定であることが公表済みです。


【車内セキュリティカメラの設置拡大】
車内セキュリティカメラについては、設置が完了している銀座線、丸ノ内線、日比谷線、半蔵門線に続き、東西線、千代田線、有楽町線、南北線、副都心線においても設置が予定されており、2024年度全路線において設置完了となる予定です。


【ホームドア整備】
ホームドア整備については、46億円が計上されており、半蔵門線・東西線等の2路線で予定されています。
2024年度末時点で、全路線で94%(東西線で65%、半蔵門線で79%)整備完了予定です。


2024年度 (第21期) 事業計画(東京メトロ)
2024年度 (第21期) 事業計画 説明資料(東京メトロ)


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