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しなの鉄道は2025年度の事業計画並びに2023年に公表された第五次中期経営計画について改訂版が公開されています。重点施策の強化として、観光列車「ろくもん」の後継ぎ車両の検討、新型車両の導入など最新の置き換え計画が盛り込まれました。


【観光列車「ろくもん」後継ぎ車両導入検討】
しなの鉄道では、自らの経営体力(稼ぐ力=収益力)を向上策として、東では軽井沢駅東側開発事業の進捗をにらみながらこれを最大限に活用する方策を構築すること、北では妙高高原の観光 開発と連携しつつその活力を取り込んでいくこと、合わせてこの二つを結ぶ沿線全体の集客力を高めていくこと、引退後の新たな観光列車の製造について検討することが新たなに盛り込まれました。

115系S8編成を観光車両に改造した「ろくもん」は2014年7月11日より運行開始となりました。その後は、イベント列車としてJR東日本塩尻までの入線や、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインまで入線した実績があります。

通勤車両の代替が進む中で、観光列車の「ろくもん」も対象外とはならないことが確定した形ですが、この車両がどのような車両になるのか気になる所です。


【新型車両導入計画】
新型車両については、2025年度・4両、2026年度・4両、2027年度・2両とこれまで通り順次代替が進められていく方針で、2027年度置換完了目標は変更となっていない模様です。
ダイヤ改正後は、行路数が5から「4」に減少、長野~妙高高原を結ぶ「北しなの線」の日中時間帯の115系の運用が消滅しています。

「プロジェクト115」も重点施策の一つに挙げられており、JR西日本の湘南色115系が消滅した今、しなの鉄道に残る湘南色S3編成や、初代長野色のS7編成、復活した横須賀色のS9編成などを活用した今後の鉄道イベントに期待したいですね。

また、重点施策の強化として、①ICカード乗車券(Suica)の導入(2026年春サービスイン)や、②安全に係る設備投資・修繕の確実な実施として、修繕費の増額が見込まれています。


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第五次中期経営計画(改定版)
https://www.shinanorailway.co.jp/corporate/docs/keiei_2023-2027_kaitei_fulltext.pdf

2025年度経営計画
https://www.shinanorailway.co.jp/corporate/docs/keiei_2025.pdf

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