
ぐんま車両センターDE10 1705号機に「一休車」の紙が掲出される様子が目撃されました。
DE10 1705〝一休車〟確認しました。
— Naoto Ikeda (@NaotoIkeda12) May 24, 2025
稼働出来るDLはもう高崎にありません。残るPトップは機関庫内なのか、数週間姿を見られていません。 pic.twitter.com/vomVJcJeeH
「一休車」とは、国鉄時代からの表記で、当分使用予定がない車両等を再度走らせることを前提としていますが、それでも安心はできない理由を考えます。
国鉄時代には休車の分け方として、①特別休車(特休車)、②第一種休車(一休車)、③第二種休車(二休車)の3種類があります。
大まかな定義づけとして、①特休車は30日以内で設定される休車、②一休車は当面使用予定がない車両や使用頻度の低い車両について、30日から最長で48か月間を限度に施行するもの、③再利用の見込みがない車両とされています。
※いずれのも指定後に諸般の事情で解除される場合、別の休車に再指定される場合もあります。
X1編成の隣にいた207系2両のY1編成には「一休車」が掲示。
— まりるばす (@mari6bus) February 25, 2023
2/11から休車となっているようですね。 pic.twitter.com/vybmncSoLX
西日本での「一休車」の例として207系Y1編成が挙げられます。また、休車は鉄道会社で独自で呼称されている所もあり、一例として、京阪電鉄では、編成から外されている車両は改造等で入場している車両も含めて「半端車」と呼称しています。
JR化後(国鉄の民営化後)は、処分が保留されているという意味で「保留車」との呼称に変更され、国鉄時代のような第一種・第二種の区別はなく、廃車前提であるのか、再使用前提であるのかは、見かけ上判然できない状況へと変化してきています。
いくら「一休車」掲出されたといえど、本線復帰は確実とはいえず、そのまま廃車となる可能性もあり、そういった部分においても安心とは必ずしもいえません。
【鉄道情報】
最新の鉄道情報は下記のリンクよりご覧いただけます。
【おすすめ記事】
コメント
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。