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公益社団法人鉄道貨物協会が毎年3月のダイヤ改正前後で発売している「貨物時刻表」において、2022年~2023年ダイヤ改正前までのJR貨物の車両動向について詳細が明らかになりました。
各形式ごとに除籍等の動向をまとめました。

EF64

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EF64では、新たに1002号機~1005号機、1009号機、1011号機、1015号機の7両が除籍が確認されました。
1002号機、1004号機、1015号機は稲沢機関区構内にて既に解体済みで、残る1003号機、1005号機、1009号機等もナンバープレートが撤去されています。

EF65

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EF65 2050号機(白プレ・更新色)、2095号機(青プレ・更新色)、2076号機(更新色)は除籍された一方で、ダイヤ直前に回送された、2093号機(青プレ・更新色)、2139号機(赤プレ・国鉄色)については、確認されていません。

EF66

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EF66は104号機が既に除籍が確認されていましたが、新たに101号機~103号機、105号機~108号機が除籍されました。
これでライトが丸型の100番台1次車が全て消滅となりました。

EF67

広島車両所ではEF67 101、102、105号機の計4両の除籍が確認されました。

EF81

門司機関区所属の4両(EF81 716、717、502、503号機)の除籍が新たに確認されています。

DE10/DE11

今年度、DE10形は新たに21両が除籍され、残すは13両となります。
内訳として、
・仙台・・・7両(1120号機、1179号機、1197号機、1198号機、1559号機、1719号機、3001号機の7両)
・東新潟機関区・・・2両(1767、3506)
・新鶴見機関区・・・2両(1726、3509)
・愛知機関区・・・6(1165、1562、1592、1723、1725、1727)
・岡山機関区・・・2両(1181、1750)
・門司機関区・・・2両(1745号機、1746号機の2両、計21両の除籍が確認されました。

DD51

DD51形全車の除籍が確認され、形式の消滅が確定しました。


2023貨物時刻表(公益社団法人 鉄道貨物協会)

2023年度以降も引き続きEF210 300番台、EF510 300番台、DD200形等の新製が既に発表されていますが、特に全般検査が完了しているEF64,EF65形については、より一層廃車・除籍の動きが加速となる見通しです。
全国的にもJR貨物の機関車の世代交代が進められていますので、日常的な撮影は継続した方が良さそうです。